伊藤は今季シュツットガルトで公式戦29試合に出場。左サイドバック(SB)とセンターバック(CB)を兼任し、負傷離脱とアジアカップ出場の期間を除き、レギュラーとして活躍した。シーズン開幕直後に前キャプテンのMF遠藤航(リバプール)を失いながらリーグ2位と躍進したチームに欠かせない存在となっていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a84e0cb6bd9d561d5d4ca2b4e0b31746417b5ba0
万能性と安定感を現地紙は高く評価
伊藤洋輝は「バイエルンにふさわしい」 抜群の安定感を独紙評価「大きな価値」 https://t.co/MHNzyo5Vro
— FOOTBALL ZONE (@zonewebofficial) June 19, 2024
伊藤のバイエルン行きは現地でも驚きを持って報じられていた部分もあるが、ドイツ紙「フランクフルター・ルントシャウ」は「伊藤は引く手あまたのハイブリッドプレーヤー」として紹介。「トップスピードは時速33.9キロと素晴らしく、パス成功率は89%もトップクラブにふさわしい。タックルに関しては改善の余地があり、デュエル勝率は45%だった。だが、彼の長所は弱点を上回っている」とその特徴について伝えたうえで、最も注目すべきは好不調の波が小さく、常に安定した力を発揮できる点を挙げていた。
「たとえ少し調子の悪い日でもこの25歳(伊藤)は完全に崩れることがない。どの分野に関しても“ハイレベル”ではないかもしれないが、チームメイトが最高のパフォーマンスを発揮できていないなかでも彼は堅実なパフォーマンスを見せる。彼の評価が1になることはめったにないが、5や6になることもほとんどない(ドイツでは評価が高いほど数字が小さくなり、1が最高評価)。それこそが彼の大きな価値であり、(スポーツディレクターのマックス・)エーベルが彼を見逃すことができなかった理由だ」
