このまま盤石のポジションをキープして、今後の活躍に期待したいです。
いよいよ第1回実施へ 河本結が盤石の1位 ボーダーラインに村田理沙、菅楓華らが続く【国内女子リランキング動向】
国内女子ツアーは、6月14日開幕の「ニチレイレディス」終了後に開幕時の優先出場権を見直す第1回リランキングを実施。その最新動向は?
国内女子ツアーのリランキング制度とは?注目の選手動向をチェック!
国内女子ゴルフツアーでは、非シード選手を対象に年2回の『リランキング(RR)』が導入されています。この制度は、QTなどで決まった開幕時の出場優先順位をシーズン途中で見直し、現在の調子が良い選手がより多くの試合に出場できるようにすることを目的としています。
リランキングの仕組みと影響
リランキングはメルセデス・ポイントを基に順位付けされ、上位約30名が中盤戦のほとんどの試合に出場できる目安となります。2023年の第1回リランキングは、6月14日開幕の「ニチレイレディス」終了後に行われる予定です。
現在のトップ選手たち
「宮里藍 サントリーレディス」終了時点で、河本結選手が6位タイに入り、合計607.09ポイントで1位をキープしています。今シーズンは14試合に出場し、トップ10入りは7回と絶好調です。2位には小林夢果選手(331.91ポイント)、3位に小林光希選手(323.76ポイント)が続いています。
また、開幕時に対象選手だった大里桃子選手は、「宮里藍 サントリーレディス」での優勝により来シーズンいっぱいまでの出場権を獲得し、リランキングから“卒業”することが決まりました。
リランキングのボーダーライン
昨年の第1回リランキングの30位が97.48ポイントだったことを考慮すると、今年もこの辺りがボーダーラインと見られます。現在、29位に位置するのは政田夢乃選手(60.00ポイント)。「リゾートトラスト レディス」で初めてのレギュラーツアー出場となり、8位に食い込みました。この順位をキープすれば、後半戦の出場権獲得が期待されます。30位には村田理沙選手(55.89ポイント)、その後に吉本ここね選手(55.05ポイント)、菅楓華選手(54.28ポイント)が続いています。
一方、QTランキング2位で開幕を迎えた小倉彩愛選手はリランキング66位、QTランク9位だった岸部桃子選手はリランキング55位と厳しい立場にあります。
ニチレイレディスでのポイント配分
今週開催される「ニチレイレディス」は3日間大会で、優勝者には200ポイント、2位で120ポイント、3位には90ポイントが与えられます。この第1回リランキングで決まる優先出場順位は、次のリランキングが行われる9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」まで有効です。
選手たちの熾烈な戦いが続く国内女子ゴルフツアー。今後の展開にも目が離せません。
