『「守るものがなくなって逆に吹っ切れた」 昨季シード落ちの“黄金世代”大里桃子が3年ぶりV』
宮里藍サントリーレディス:大里桃子が猛チャージで優勝
宮里藍サントリーレディスの最終日、1打差の2位から出た大里桃子(おおさと・ももこ)が6バーディーを奪う猛チャージで「67」、通算12アンダーで優勝しました。3年ぶりのツアー3勝目を飾り、8月開催の全英女子オープンの切符も手にしました。
華麗な復活劇
昨季は不調でシード権を失った“黄金世代”の大里桃子が、最終日に3番パー3でボギーを打ちながらも、「逃げないゴルフ、攻めていくしかない」と意気込みました。ミスショットにもかかわらず、さらっとプレーできたことが功を奏しました。
4番パー5ではピンまで86ヤードの3打目を54度で1メートルに寄せてバーディーを決め、その後6番、7番、15番、16番でも連続バーディーを奪いました。最終18番では1.5メートルのバーディーパットをきっちりと沈め、2018年以来の3勝目を手にしました。
スイング変更と持ち球の選択
大里桃子は昨年の不調を乗り越えるためにスイングを変更しました。「ショットに不安がなくなったことで、最後まで気持ちよく振れるようになった。昨年の不調が嘘のようなゴルフができてうれしいです」と語りました。
思い切って持ち球をフェードに変えたことで、今年のツアー出場に繋がり、自信を取り戻した大里桃子。彼女は全英女子オープンの出場権を得て、初の海外メジャー挑戦に臨みます。
渋野日向子との再会
大里桃子は同年代の渋野日向子との再会を楽しみにしています。「色々と教えてもらいたいです」と話す大里桃子。渋野の成功も刺激になり、彼女は周囲にも刺激を与える存在となりました。
次は全英女子オープンでの大里桃子の活躍に期待です!
