『金谷拓実「この試合で勝つことはすごく意味がある」 笹生優花の全米女子オープンV刺激に連覇目指す』
男子プロゴルフツアー:BMW日本ツアー選手権森ビル杯プロアマ戦
茨城・宍戸ヒルズCC西コース(7430ヤード、パー71)で行われる男子プロゴルフツアーのメジャー初戦、BMW日本ツアー選手権森ビル杯プロアマ戦が5日に開幕します。
金谷拓実の挑戦
大会連覇を狙う金谷拓実は最終調整を終え、公式会見に臨みました。前週は全米プロ選手権でミスの多かったパッティングを中心に練習し、「今週は良い状態で迎えられた」と好調な様子です。
昨年は4日間で完全優勝し、メジャー大会を初制覇した金谷。今年はディフェンディングチャンピオンとして迎えます。「コースも難易度が高いので、実力がないと勝てない。この試合で勝つことはすごく意味があること。しっかり自分らしいプレーを続けて優勝を目指して頑張りたい」と意欲を見せています。
難しいホールに警戒
昨年の大会では終盤まで中島啓太との激闘を繰り広げましたが、最も難しい17番でのバーディーで決着をつけました。今年も14番以降は難しいホールが続くと警戒しています。「リスクを冒してでも積極的なプレーをしないと、優勝できないと思う。勇気を持ったショットを打てないと、優勝に届かないと思うので、(攻めのプレーで)見ているギャラリーの皆さんにワクワクしてほしい」とアグレッシブなプレーを心がけたいと話しています。
笹生優花の影響
金谷はテレビで笹生優花の全米女子オープン優勝を見ていたそうです。「テレビで見ていてもグリーンが硬かったし、その中でロングアイアンで高い球を打っていて、ショットの精度も素晴らしかった。他の日本の選手も頑張っていたので、刺激をもらった」と笑顔で話しています。金谷自身は海外メジャー、全米オープン(13日開幕、ノースカロライナ州パインハースト・リゾート)を翌週に控え、女子選手の活躍に触発され、日米メジャーでの活躍を目指しています。
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