『渋野日向子 〝10秒後の幸運〟で2差4位浮上 「勝ちたい気持ちがすごく芽生えてくる」』
米女子ゴルフツアーの今季メジャー第2戦、「全米女子オープン」の3日目が行われました。この日、5位から出た渋野日向子(24)は、7バーディーと3ボギーを記録し、66のスコアで通算3アンダーの4位に浮上しました。首位は通算5アンダーでミンジ・リー(オーストラリア)と並んでいます。
渋野は前半だけで4つのバーディーを奪い、後半でも1つのバーディーを追加。特に14番パー4では、カップ方向へ転がる幸運なショットを披露し、約10秒後にボールはカップに入りました。この1打は後世に語り継がれることでしょう。
ラウンド後、渋野は「7個バーディー取れていたので、それは考えていなくてすごくびっくりした。1打1打集中してできたので、悔いのないラウンドができた。この位置で回れる緊張感というのはあったが、楽しみたいとも思っていた。でも、やっぱりラウンド中はすごく吐きそうな感情だった」と振り返りました。
最終日に向けて、渋野は「この位置にいると勝ちたいという気持ちがすごく芽生えてくる。悔いの残らないようなプレーをしたいのと、見てもらっている方に楽しんでもらえるようなプレースタイルを心掛けできたらいいなと思う」と力を込めて語っています。
