『応援はお静かに? 小祝さくらのほっこり“衝撃告白”「反応が薄くて…すごい好きです」』
全米女子オープンは、2024年シーズンの米国女子ゴルフのメジャー第2戦で、アメリカ合衆国ペンシルベニア州のランカスター・カントリー・クラブで行われました。この大会には日本人選手21名が出場し、その中にはパリ2024の出場権を争うオリンピックゴルフランキングで急上昇中の山下美夢有や、東京2020銀メダリストの稲見萌寧などが含まれていました。
2日目の注目は、小祝さくら選手のプレーでした。後半の13番ホールで、グリーン手前からピンまで残り15ヤードほどの3打目で58度のウェッジを握り、そのままカップに沈めてチップ・イン・イーグルを奪いました。この無欲の一打が、上位に押し上げた要因となりました。
前半ではスコアが動かなかったものの、難しいコースでガマンを続けました。11番ホールでトゥデイイーブンに戻し迎えたのが、再び13番ホールでした。小祝選手は「すごく大きかったです。しっかり耐えないとな、と思ってハーフターンしたら、後半は風が止んでくれたのが救いになりました」と振り返っています。
最後はこの日の最難関ホールとなった18番でボギーを叩きましたが、首位と5打差の5位タイで決勝ラウンドに進出しました。小祝選手は「あまり自分の順位は気にしなかったですね。難しすぎて、何が起こるかも分からないので、全然気にせず。とりあえず予選を通れればいいなって感じでやってます」と語っています。彼女ののんびりとした口調は、場所が変われど小祝らしいものです。
さらに、大会の雰囲気について聞かれた際、小祝選手は「ギャラリーの反応が日本と全然違いますね。イーグルを取った時も普通に軽く拍手するだけで。反応が薄くて…すごい好きです」とコメントしています。彼女は大きな歓声よりも静かな応援を好むようで、報道陣を笑わせました。
決勝ラウンドの目標は「毎日アンダーでプレーできたらいいな」。彼女のプレーを静かに応援するファンたちが、背中を押してくれることでしょう。