『1年前には寝坊で失格 翔雄と書いて「しょうた」が挑む名誉挽回』

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『1年前には寝坊で失格 翔雄と書いて「しょうた」が挑む名誉挽回』

For The Players By The Players 2日目

 所属先の社長に「絶対にアカンぞ」としかられたのは、昨年のちょうど今頃だった。下部ABEMAツアー「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI」で、吉本翔雄(よしもと・しょうた)は8位発進を決めた翌日に寝坊した。

 目覚めたのはスタート時間の5分前。花粉症の薬の副作用と、アラームをセットしたスマートフォンの充電切れというアンラッキーが重なった。当然スタートに間に合わず、そのまま失格。チャンスを無駄にしたことよりも「一番怖かったのは、所属先の社長に何と言われるか…」。急いで株式会社三輝(本社・大阪市北区)の中道高司社長に謝罪の連絡を入れると「次の試合に影響するか、ちゃんと確認してこい。とことん謝ってこい」と心配してくれたのがありがたかった。

 「寝坊って、社会人として絶対にあり得ない」と深く反省した翌週は「太平洋クラブチャレンジトーナメント」を5位で終えて胸をなでおろした。同年のABEMAツアー賞金ランキング21位でレギュラーツアー昇格を果たすと、今週さらに名誉挽回のチャンスが巡ってきた。

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