『山下美夢有、3打差から〝日韓女王対決〟を制しての国内メジャー4勝目を狙う』
ワールドレディスサロンパス杯 第3日
2年連続年間女王の山下美夢有(22)が8位から出て5バーディー、1ボギーの68で回り、通算7アンダーの2位に上昇した。67と伸ばした昨季韓国ツアー賞金女王の李叡源(イ・イェウォン、21)が通算10アンダーで単独首位。山下は3打差から〝日韓女王対決〟を制しての国内メジャー4勝目を狙う。通算6アンダーの3位に佐久間朱莉(21)、森田遥(27)がつけた。
大舞台でこそ、実力が光る。日本の女王、山下が首位と3打差のV圏内で最終日へ進んだ。
「ショットが良くなってきた。距離が合うようになってきて、いいスイングができている」
1番(パー5)で3打目を1・5メートルにつけ、2番(パー3)は14メートルを流し込んで連続バーディー。速さを示すスティンプメーターが連日14フィートを超える高速グリーンに対応し、その後も3バーディーを奪った。反省点は3日連続でボギーを打った16番(パー4)。バンカーからの3打目を〝ホームラン〟してのボギーに、「明日こそパーで上がる」。優勝争いの中でのリベンジを誓った。